民法民法総則 第10回 法律行為⑤ 〜条件及び期限〜 条件及び期限とは 条件・期限とは、「一定の事実」によって法律行為の効力を発生させるものです。 「一定の事実」が発生することが不確実な場合が「条件」です。 条件の具体例として、「試験に合格したら腕時計を買ってあげる」という約束などが... 2021.11.13民法
民法民法総則 第9回 法律行為④ 〜無効及び取消し〜 無効及び取消しとは 無効・取消しは法律行為の一種です。 無効とは、法律行為の効力が生じないということです。 取消しとは、法律行為の効力が取消されるまでは有効ですが、取消されると法律行為の当初にさかのぼって無効になるということです。 ... 2021.11.11民法
民法民法総則 第8回 法律行為③ 〜代理〜 代理とは 代理とは、他人が本人に代わって法律行為をし、その効果が本人に帰属する制度のことです。 代理には、私的自治の拡張を目的とした「任意代理」と、私的自治の補充を目的とした「法定代理」があります。 任意代理の具体例として... 2021.11.06民法
民法民法総則 第7回 法律行為② 〜意思表示〜 意思表示とは 意思表示とは、法律効果を発生させるために意思を表示する行為のことです。 法律効果とは、法律上の要件を満たすことで、権利・義務が発生、変更、消滅する効果のことです。 法律行為は、法律効果を発生させるための行為です。 つま... 2021.10.28民法
民法民法総則 第6回 法律行為① 〜総則〜 法律行為について 法律行為とは、法律効果を発生させる行為のことです。 法律効果とは、法律上の要件を満たすことで、権利・義務が発生、変更、消滅する効果のことです。 法律行為の具体例として、売買・賃貸借などの契約、遺言、会社設立などがあり... 2021.10.20民法
民法民法総則 第5回 物 物について 「物」は権利の客体であり、「人」や「法人」は権利の主体です。 これを言い換えると、権利能力を有する「人」や「法人」の権利行使の対象となるのが「物」ということです。 この物に対する権利のことを物権といいます。 ※この記... 2021.10.18民法
民法民法総則 第4回 法人 法人について 契約の主体として、「人」の他に「法人」があります。 「法人」とは、法律によって権利能力を認められた組織・集団のことです。 民法上での「人」と「法人」の違いは何か?ということを意識して学習することをオススメします。 ※こ... 2021.10.15民法
民法民法総則 第3回 人② 〜住所、不在者の財産管理及び失踪の宣告、同時死亡の推定〜 人について この記事では、民法総則に規定されている「人」について解説します。 第2回は「人」の能力に関する部分の解説をしました。 今回はその続きである住所、不在者の財産管理、失踪宣告、同時死亡の推定について解説をします。 ※この記事... 2021.10.11民法
民法民法総則 第2回 人① 〜権利能力、意思能力、行為能力〜 人について この記事では、民法総則に規定されている「人」について解説します。 「人」ではまず権利能力、意思能力、行為能力について理解することが重要です。 どのような人がこれらの能力を有するのか、能力がない場合の扱いはどうなるのかを意識... 2021.10.08民法
民法民法総則 第1回 通則 ~公共の福祉の原則、信義誠実の原則、権利濫用の禁止~ 民法総則の通則である第1条、第2条について判例も交えて解説します。 ここでは「公共の福祉の原則」、「信義誠実の原則」、「権利濫用の禁止」といったこれから民法を学習するにあたって重要なキーワードがでてきます。 どういった場合にこれらのキーワードが関係してくるのか、ということを意識しながら学習することをオススメします。 2021.10.01民法民法総則